世の中の流れに乗るか?それとも本質を見極めるか?

こんにちは、

12日から18日までやっていた極近エリア限定イベント

「グッとくるマーケット」が終わり

もう近所にフードトラックが来なくなってしまうので

ランチがいつも通りに戻ることに胸を痛めているリーガルシューズ岡崎店の尾崎です。

先週はけっこう充実したランチでした。

こんなのとか、

こんなのとかが食べられなくなるわけで…

さようなら、私のランチゴールデンウィーク_(┐「ε:)_

 

昨日、ヤフーニュースで出ていたこの問題

「スーツにリュックは非常識か?」

https://bit.ly/2S2U5K5

 

気になりましたね~。

世の中どんどんカジュアル化している中で

頑なに「こんなのマナー違反だ!」

などと怒鳴るつもりはありません。

まあ、当店でも革のリュックバッグは売っていましたし。

 

ただ、私のファッション師匠の末廣氏が言っているように

「スーツの肩がかわいそうだな」とは思います。

なんだか、すぐに形が崩れそう。

 

高いスーツの定義は人それぞれなのでなんとも言えませんが

自分で高いスーツを着ていると思えるときは

絶対に避けたほうが良いと思います。

高いスーツを早く壊したいなら別ですが…。

これはマナーと言うよりお金の問題です。

 

あと、革靴について。

上田さん: いえ、全く問題ないと思います。近年、合成・人工皮革製の靴の品質は上がっており、本革製と見た目がほぼ変わらないものが売られています。

これについては異論あります。

棚に並んでいる時の、見た目はね…。

そう変わりないですよ。

でも、履きはじめて1ヶ月、2ヶ月と経っていったらどうなんでしょう?

また、革靴と合成皮革の靴の履き心地の違いには全く触れていません。

本革の良さというのは、

1.足に合わせて伸びてくれる(ので馴染みやすい)

2.排湿性がある(ムレが抜ける)

3.加工性が良い(色や形などに融通が効きやすい)

などがあります。

最後のはともかく、上の2つは決定的に履き心地に関わります。

 

で、人工皮革はやっぱりここはまだまだなんです。

履いても伸びないし、ムレぬけもよろしくない。

例えば、リーガルが一時出していた人工皮革のビジネスシューズは

革が伸びないので、調整用に別に中敷きを用意していました。

 

当たり前の話ですが、本革は元が動物の皮膚なので、

足を覆うという意味では1番適した素材です。

正直言って、まだまだ人工皮革は本革にかないません。

 

また、記事にも書いていませんが、実は本革に近い味を出す

人工皮革もかなり高騰していて、そんなに本革に比べて安い!

というわけでもないのです。

 

ペナッペナのビニールみたいなものには安いものもあるんでしょうけど

はたして、リーガルを履く人が納得できるレベルの靴かどうか…。

靴って、すぐに化けの皮が剥がれる商品ですからね。

 

きちんとしたビジネスマンに見られたいなら

周りの人と差別化を図りたいなら

こういう流れに真っ向反対すると

本質が分かる人から可愛がられると思います。

それが私の結論です。

 

 

靴の内羽根と外羽根の違い

 
リーガルの尾崎です。
靴の甲の部分の紐を結ぶ場所ですが、2種類あります。
内羽根と外羽根です。
内羽根というのは、甲の内側に紐を隠す感じにするもので

こういうのです。なんというかシンプルな見え方をするのでドレッシーな靴になります。
対する外羽根というのは、甲の上で紐を結ぶようになっていて

こういうのです。これは、カジュアルな靴によくある形です。
それぞれ紐の見せ方だけで全然雰囲気が変わります。
並べてみると

左がちょっとワイルドな感じですね。
ウイングチップはビジネスにはちょっと向いていないと思う方も時々いらっしゃいますが、内羽根のウイングチップなんかはビジネスではカッコイイと思います。ただし、フォーマルな場面では内羽根のストレートチップが良いでしょう。
最近人気のスワールトゥというデザインですが、(縫い目が前の方に落ちていくデザイン)

これですね。これは外羽根のデザインが主流です。このデザインはカジュアル的な履き方が出来るので、「ビジカジ」として履かれる方に人気の靴です。
で、めずらしい形に内羽根のスワールトゥというのもリーガルでは販売しています。

これはなかなか見られないデザインです。リーガルでもコレだけじゃないかな。
やっぱり、紐の形だけで随分ドレッシーになります。
靴を買うときには、ビジネスでしっかり履きたい方は内羽根、カジュアルでも履きたいという方は外羽根とおぼえておくと便利です。
ちなみに、蛇足ですが私がリーガルに入社した時の上司は、「赤羽根」という方でした。どうでも良い話ですが…

本年もよろしくお願いいたします。

2017年になったのを機に、ブログを引っ越しました。
今年は、改めて「足元からあなたのビジネスを支える靴屋」として、お客様の仕事の快適を追求してまいります。
足が辛かったらまともに仕事がしていられません。でも、単に軽くて柔らかい靴が良いかというとそうでもないところが難しいところです。
カッコイイビジネスマンのカッコイイスタイル提案を足元から。今年は、そのことばかり考えて提案していきます。

今年もよろしくお願いいたします!

本日は靴作りの日!(いよいよ本靴の切り出し)

今日は靴作り教室に行ってきました。

本日は、パーツの切り出しと、穴飾りの作成です。
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まずは型紙通りに革を切り出します。本来なら革切り包丁でやりますが、素人には難しいので、カッターで切り出します。それでも簡単じゃないですけどね。
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パーツを切り出したら、ウイングデザインなので、トゥのメダリオン(穴飾り)を開けていきます。トンカチとポンチで当初作ったデザインに合わせて穴を開けていきます。デザインが微妙に歪んでいるのは気のせいです。
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更に、甲とかかと部分の穴飾りを開けていきます。
大きいポンチと小さいポンチを組み合わせて3本一組のポンチをラインに合わせて穴を開けていきます。これも油断すると穴がずれて見栄えが汚くなります。慎重に…時間をかけて。
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ラインは革用のペン(銀ペン)で引きます。それに合わせて穴を開けていくのですが、カーブの部分のバランスが難しい。
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さらに、パーツの貼り合わせ部にはギザ飾りを付けます。左利きの僕には今日一番に難しい所。
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これでパーツの作成は完了。左右2つ分で、なんだかんだで4時間半くらいかかりました。
次回はミシン縫いです。

リーガルシューズ岡崎店10周年記念サドルオックスフォード

5月にご注文を受けた分の第1弾が仕上がって来ました。P7151184

上の写真はT.S様ご注文分です。

うん、やっぱりカッコイイ!

ちなみに、上の靴の受注期間は6月に終わってしまいました。

第2弾スエードコンビ編の受注開始は秋です!

只今絶賛サンプル作成中!

サンプルが出来上がりましたらすぐに発表いたします。

秋限定靴の受注期間も1ヶ月限定ですので、ご注意くださいね。

内羽根と外羽根

靴のデザインにはいろんな呼び名がありますが、靴ひもの場合はヒモ周りのデザインは主に2つのパターンがあります。それが内羽根と外羽根です。

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↑外羽根の靴です。ヒモがオープンで外側に広がるので、甲周りは比較的融通がききやすくなります。このデザインはビジネスシューズでも多いデザインですが、少しくだけた感じになります。

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↑内羽根の靴。内側で閉じているので、内羽根といいます。このデザインは甲周りをしっかり締め付けます。つまり安定感があるんです。びしっとフォーマルに履きたい時にはこのデザインのほうが合います。

あまりV字型に開きすぎるのを嫌う人もいますけど、最初は多少V字型に開いていても良いと思います。むしろ、購入時に上の写真のように締まっていると履いているうちに革が伸びて靴が緩くなる可能性があるんです。

それで、ヒモを内羽根のデザインにするか、外羽根のデザインにするかで大きく印象が変わります。当店の売れ筋の2種類で見てみると…

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外羽根のスワールトゥ(GEOXソールでムレ抜けが良いのです。夏向けにオススメ!)

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内羽根のスワールトゥ。(リーガルで一番売れている靴のシリーズです)

木型や革も違うのですが、その辺を差し引いても、見た目に大きなイメージの違いになりませんか?

ヒモ周りのデザイン一つでこんなに違うというのも知っておくと便利です。

リーガルなどの革靴のちょっとした傷にはクリームを塗るだけでだいぶ違うんです

外を歩くと靴にはちょっとした擦り傷ができたりします。まあ、外を歩くものだから仕方がないといえば仕方がないのですが、ちょっと擦ったくらいの傷ならクリームを塗ればだいぶ回復します。

例えば

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こういった擦り傷なんかは、クリーナーで拭いて、靴クリームを縫ってみてください。

ほんの30秒ほどで簡単にできます。

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ね?どこに傷があったかわからないくらいでしょ?

これはヤラセでも何でもないですよ。

革の種類によっては回復しづらいものもありますが、靴クリームは塗らないよりは塗ったほうが確実に良くなります。それに靴が汚いと履いている人も汚く見えるので、簡単なお手入れくらいはやっておいて損はないです。

ご希望の方にはお店で靴のお手入れの仕方を説明いたしますので、お訊ねくださいね。

スエード革の汚れ落としの仕方

もうだいぶ暖かくなって来ました~。冬に履いたスエード靴を既に片付けた人も少なくないと思いますが、しまう前にちょっとだけスエードの汚れ落としをしてみましょう。

100%新品のようにとはいかないですが、たった数分で半分くらいは汚れやシミが落ちますので、お試しください。

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たいていの明るい色のスエードは気をつけていてもこのように汚れがついてしまうものです。基本的にスエードの手入れはブラッシングと防水スプレーで行うのですが、 付いてしまった汚れはブラッシングではなかなか落ちません。

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そこで、その場合はまずブラッシングをして泥や埃を落とした後、スエード・ヌバックラバークリーナーで汚れた部分を消しゴムのように擦り落としてください。強くやるとせっかくの起毛革も削れてしまうので、優しく丁寧にこすります。

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その後、ブラッシングをして毛並みを揃えます。どうです?最初の写真より汚れは落ちている感じがしませんか?

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最後に防水スプレーをして終わりです。

しまう時は、靴の中に新聞紙をティッシュでくるんで入れておいて、冷暗所で保管してください。シューツリーでも悪くはないですが、バネタイプのシューツリーだと長期間入れておくと靴が伸びることがあります。

時々(2~3ヶ月に一回)取り出して、ブラッシングをしてあげると完璧です。

ちょっとしたお手入れで靴は長く履けるようになりますので、ぜひお試しください~

靴の片減りの話

よく、ヒールの修理を受ける時に「靴が片減りするんですけど、歩き方が変でしょうか」と聞かれます。う~ん。変といえば変ですが、深刻なわけではありませんと言っています。

実際、大抵の人は真っすぐ立って歩いているわけではなく、右や左に傾いていたりします。

あと、O脚やX脚でも片減りはします。当たり前ですね。膝の部分で既にどちらかに傾いていたら、歩く時に着地する足裏の部分では相当傾きが大きくなるのは道理です。

日本人はX脚がほとんど居なくて、O脚が多いらしいです。子供のうちはX脚でもいつの間にか膝から外に広がってO脚になる人もいますね。白人はX脚が多いらしいです。人種別の特徴というやつですね。ちなみに、O脚を昔ながらの言い方で言うと「がに股」

で、O脚のまま歩き続けるとどうなるかというと

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こうなるわけです。見事な片減りですね。

じゃあ、ヒールの片減りをなくすにはどうすればいいんでしょうか。

簡単です。常に真っ直ぐ立つことを意識して歩けばいいんです。

え?簡単じゃないって?そうですよね。一時的には真っ直ぐ立つことができても、すぐに忘れていつものO脚で歩くことになってしまいますよね。

それに客観的に自分がまっすぐ立っているかどうかもわからないし。

そこで、きちんと真っ直ぐ立つことが出来る中敷きがあれば、普段意識しなくても自動的に真っ直ぐ立つことができるじゃないかということで、当店ではデジフィットインソールというのを導入しています。

http://moonlight-regal.com/digifit.html デジフィット説明ページ

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お?なんだ?ここで宣伝か?と思った方もいらっしゃるでしょうが、まあ宣伝半分、説明半分で受け止めてください。無理には売りませんので。

デジフィットはアメリカの足の障害を持った方が開発しました。要は、人の立ち方のバランスを計測し、バランスがきちんとまっすぐになるようなインソールを提案しましょうというシステムを開発したんですね。開発前に、いろいろ自分に合うインソールを探していたんですが、全然「これだ!」というのが売っていないので、じゃあ自分で作ってしまおうと開発を始めたんですね。フロンティアスピリットを持ったアメリカ人らしいです

実際、アメリカでも足、膝、腰、背中、肩の痛みに悩む人が多く、自分に良ければ人にもいいだろうとその人達の悩みを何とかしようとしたんです。どれも立ち方に起因する痛みの可能性がありますから。で、足の専門医100人を集めて10万人分の足の重量配分データを解析してもらい、それぞれ足裏のパターン別に最適とされるインソールを開発しました。

で、この開発したメーカーはこのインソールを米軍に提案したところ、このインソールを入れた兵士と入れていない兵士のケガ率がぜんぜん違うということが判明し、すぐに全米陸軍で導入が決まりました。このへんはアメリカンドリームの世界ですね。

他とは違うところは、立ち方の重量バランスを10秒で解析し、すぐに最適なインソールの提案をするというコンピューターを作りだしたところ。そして、大勢の専門医の協力で、パターン化に成功し、大幅なコストダウンをしたところです。実際に、一人ひとりに合わせてインソールを職人が作ったら1.5~3万円はするのです。(重大な病気…例えば重度の外反母趾の人とかはそれでもいいかもしれません)

大多数の人はそのレベルではなく、それを7000円足らずで販売できるようにしたというのがポイントです。

http://moonlight-regal.com/digi-report.html デジフィットインソール体験レポート漫画

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そろそろ話を戻しますと、こういうインソール入れることで、立ち方のバランスが良くなりますから、片減りも減ります。なんせ、意識しなくても常時真っ直ぐ立てるわけですから。

計測は無料ですので、ご興味の有る方は一度当店で測ってみてください。気に入っていただければ購入もありだと思います。リーガルが日本に導入して数万足販売しておりますが、今までクレームらしいクレームがなかったインソールですので、かなりご満足いただけると思いますよ~。